「ルクモの丘」では、持続可能な開発のもとに観光事業が行われています。 それができているのは、
地域が団結し主導権を握ったこと、地域住民の意識改革・積極的な参加・ 協力・忍耐があったこと、
課題を認識し解決したこと、人材を育成したこと、
同じ想いを持った人々が参加するようになったこと、
様々なステークホルダーが合意したことなどがあったからです。

2010年11月7日

パチャカマ市の地方自治体

パチャカマ市にある「ルクモの」の自然を保護し、観光を盛上げようとする活動は、地域住民の主導で始まりました。当初はほぼだれからの援助もなく、地方自治体のサポートすらありませんでした。しかし、ここ数年でパチャカマ市は、パチャカマ市を観光で盛上げる計画を進めるようになりました。リマ県の「一番の観光市」を目指し、観光で地域を活性化していこうと計画しています。最近はリマ市からの観光客が徐々に増え、目的を達成できるようになりました。しかし、この場所を宣伝するだけではなく、地域住民が自分たちで持続可能な開発にむけて進んでいく仕組みが必要です。
パチャカマ市はNGO,GEAグループと共同で「持続的な観光」に力を入れており、グルメツアーや地域フェアなどを企画することで少しずつ成果が出始めています。そのおかげで、観光客は「ルクモの丘」にも足を運ぶようになりました。地域の人々は「ルクモの丘観光協会」を立ち上げ、観光をしながら自然を保護していく仕組みを作り始めています。

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