「ルクモの丘」では、持続可能な開発のもとに観光事業が行われています。 それができているのは、
地域が団結し主導権を握ったこと、地域住民の意識改革・積極的な参加・ 協力・忍耐があったこと、
課題を認識し解決したこと、人材を育成したこと、
同じ想いを持った人々が参加するようになったこと、
様々なステークホルダーが合意したことなどがあったからです。

2010年11月7日

GEAグループの紹介

ルクモの丘に関わるステークホルダーのひとつ、NGO団体の『GEA GROUP(環境起業グループ)』を紹介します。GEA GROUPは、「地域住民が環境に対する意識を持ち、地域ぐるみの環境保全活動を持続的に推進していく仕組みを作ること」をモットーに18年間活動を続けています。

GEA GROUPは、「持続的なコミュニティーとツーリズム」事業の一環として「行こう!パチャカマ!」プロジェクトを実施しており、リマ市にわずかに残っているグリーンエリア「ロマスの丘」で、地域の環境保全と経済発展に協力しています。このプロジェクトでは、イタリアの資金援助、およびアトコンゴ協会(セメント会社の社会貢献事業推進団体)とパチャカマ市役所の戦略的提携により、ルクモの丘、エル・カルダル、サンタ・ロサ・デ・マルパソの3箇所で人材育成を実施し、地域をベースとしたツーリズムを推進しています。
主な活動:
  エコツーリズムのルート作り
  地域住民向けガイド技術講習
  MERCK会社との戦略的提携により、ルクモの丘の町に
  「タラ」植物を植林
  地域をベースとしたツーリズムの推進
  インタープリティブセンターの設置

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