遺産インタープリターとして分かりやすく説明するポイントは:
・案内する際にストーリーを作成する
・自分の知識、経験、想像力を常に磨く
・楽しく伝えるための工夫をする
などを学び、また先輩の経験をみんなでシェアしながら、受講者同士で刺激しあう場ともなりました。教える、というよりは、彼らの持っている経験や知識などを整理し、わかりやすく説明できるようにサポートした講義でした。
受講者のコメントとして出たのは、
「受講者のニーズに合わせてプログラムを組むことが大事だとわかった」
さて、「ルクモの丘」の緑のシーズンはもう終わりましたが、週末になるとリマ市の学校がポツポツと来ています。今回もヴァジェ氏の講義が終わった瞬間に200人強の中学生の訪問がありました。
インタープリテーション講習会(「ルクモの丘」地域ガイド対象)の第1弾と第2弾を、去る11月12日と13日に実施しました!
「ルクモの丘」での観光は、その地域の人々の主な収入源となっており、現在はリマ市内の学生(小・中・高・大)が主に訪問していますが、「ルクモの丘」の周辺観光地(パチャカマ遺跡など)と抱き合わせで、観光会社がパッケージツアーなどを企画することもあります。

ルクモの丘に関わるステークホルダーのひとつ、NGO団体の『GEA GROUP(環境起業グループ)』を紹介します。GEA GROUPは、「地域住民が環境に対する意識を持ち、地域ぐるみの環境保全活動を持続的に推進していく仕組みを作ること」をモットーに18年間活動を続けています。